ヒトラーの保護下で生産

歴史上、ナチスドイツによって保護された企業は多かったことは知られていますが、その中にフォルクスワーゲンも入っています。ヒトラーはドイツで独裁政治を行ったときに、国民に夢を与えるために「一家に一台を」というスローガンで、国民に自動車を買い与えることを一つの目標にしました。もちろん、それは戦費の調達であり、実際にはほとんどの人はその自動車を購入する積立金を利用する前に戦争に突入してしまったために、その恩恵にあずかることはほとんどなかったのですが、フォルクスワーゲンは、そのときにドイツでは保護される産業として成長した歴史があります。

 
もちろん、第二次世界大戦はフォルクスワーゲンもその戦火で大きな打撃を受けましたが、戦後も根強い人気とその安定したブランド力で現在まで評価が続いています。フォルクスワーゲンの人気は日本でも非常に高いところがあり、その技術力や安定感は他のメーカーにはない特徴になっています。実際に、乗車した人はその魅力をすぐに肌で感じることが出来る、完成された自動車といえるでしょう。フォルクスワーゲンの魅力ある自動車について考える時、そのような過去があったことを知る人は多くはないかもしれません。